命育む森と海をすぐそこにして。
沖縄県北部地域、通称「やんばる(山原)」。国内最大級の亜熱帯照葉樹林に彩られた古からの森には、ヤンバルクイナなどの多種多様な固有動植物が生息し、海や川とともに複雑で多様な生態系を作りあげています。こうした生物多様性の豊かさは「日本国内で傑出した地域」と高く評価され、平成28年、国内33番目の国立公園に指定。
※1環境相ではこれを契機に、世界自然遺産登録への推薦を進めています。
亜熱帯の深い森を揺りかごに、多様な生物が命を育むやんばる。その豊かな息吹に触れるように、深呼吸をひとつ―――。
身も心も洗われるような清々しい体験を。
四季を問わず色づく森と海。行く先々で目にするものは、大自然が魅せる壮大なエキシビション。自然の神秘との遭遇や幻想的な光景との出逢いも楽しみのひとつ。※2
※2やんばるの各地域では、大自然を舞台にした景勝地巡りやエコツーリズムなどを通し、自然との穏やかなる触れあいを提供しています。
求められる、富裕層向けの施設や観光コンテンツ。
東アジアの中心に位置する沖縄は、気軽に行ける観光リゾート地として人気を高めています。特に沖縄への直行便が就航しているアジア地域からの外国人観光客の伸び数が高く、今後はアジア諸国で急増する富裕層の取込みが見込まれ、高級リゾートホテル等の需要と充実化に注目が集まっています。
美しく、青く大空にひらかれた緑のアンジュレーション。
年間平均気温が22~23度の沖縄は、1年を通してラウンドできるゴルフの楽園。特にグシクムイが位置する島北部地域には数多くのゴルフ場が点在し、海側と山側で構成される“やんばる”ならではの美しいロケーションが魅力。亜熱帯の大自然をも満喫できる、選りすぐりのコースが揃っています。
緑、風、せせらぎ。夜は満天の星とともに。
手つかずの自然を活かしながら、安全性や快適性に配慮したキャンプ場も多いやんばる。1日を通して亜熱帯の動植物に寄り添える体験は、発見と感動に満ちあふれ情趣豊かな思い出へと育まれていきます。また、グシクムイを拠点にした自然体験プランなど、幅広い活用が見込まれます。
イタジイの木々に囲まれた森の中の公園で、全長3キロの遊歩道での森散策も楽しめます。日中は森林浴を楽しみながら亜熱帯特有の動植物の観察を、夜は満天の星空のもとで心静かに語らいを。
(43.7km/車で66分)
本島北部国頭村に位置する緑深いキャンプ場。やんばるだけに生息する固有の動植物を観察することができ、夜は野生動物の生態なども観察可能。野性味あふれる貴重な自然体験を享受できます。
(55.4km/車で83分)
沖縄本島最大級の水量と落差を誇る「比地大滝」へのトレッキングとともに、比地川下流に整備されたキャンプ場でやんばるの森と水を満喫。テント等は持ち込みで、より本格的な自然体験に。
(38.2km/車で57分)
東村の爽やかな緑をフィールドに、本格的な野外活動を通して参加者の自主性や協調性を養うPA(プロジェクト・アドベンチャー)プログラムを提供。プロのアスリートなどにも利用されています。
(37.2km/車で56分)
国の天然記念物「ヤンバルクイナ」に関する多彩な展示資料と、生息環境を再現した観察ブースで構成。実際では目にすることさえ難しいヤンバルクイナを目の前で観察することができます。
(55.4km/車で83分)